シミの原因を正確に知っておくことで、正しく予防ができるようになります。本記事では、シミの原因と種類、スキンケアや日焼け対策・食事・メイクなどのシミ予防・対策方法を徹底的にご紹介します。
ターンオーバーは、加齢やストレスによって周期が乱れてしまい、シミ以外にも乾燥やシワなど肌のあらゆる問題の原因となってしまいます。
日焼け止めを塗るときは、額・両頬・あご・鼻の5点におき、顔全体に丁寧にまんべんなく伸ばします。フェイスラインや首回りも日焼けしやすいので、忘れずに塗るようにしましょう。また、紫外線は曇りの日でも降り注いでいるので毎日しっかり日焼け止めを塗り、特に屋外にいるときは1~2時間ごとに塗りなおすと良いです。
シミができる原因
紫外線を浴びると、肌はダメージを防ぐためにメラニンという色素を生成します。このメラニンが肌に沈着すると日焼けの状態となります。日焼けした肌は、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)が起こるとメラニンが剥がれ落ちてもとの状態に戻りますが、ターンオーバーの乱れによりメラニンが排出されず細胞に溜め込まれてしまうとシミとなります。ターンオーバーは、加齢やストレスによって周期が乱れてしまい、シミ以外にも乾燥やシワなど肌のあらゆる問題の原因となってしまいます。
シミの種類
一言で「シミ」と言ってもさまざまな種類があり、予防・対策ができるものとセルフケアでは対策できないものがあります。シミの種類を把握し、正しい対策をしましょう。ケアできるシミ①老人性色素斑
一般的に「シミ」と認識されているのがこの老人性色素斑です。別名で「日光性色素斑」とも呼ばれており、日光(紫外線)が原因で、加齢によるターンオーバーの乱れによってできやすくなるシミです。 色は茶色やこげ茶色で、顔や腕・手の甲にできやすいです。ケアできるシミ②炎症性色素沈着
炎症性色素沈着はニキビ・火傷・むしさされなどの炎症が起きたり、強い紫外線に当たったり、皮膚の同じ箇所に刺激が当たり続けたりするとできる色素沈着です。色は褐色や茶褐色、紫褐色で、個人差によりますが時間が経過すると消えていくことが多いです。ケアできるシミ③肝斑
女性ホルモンの乱れにより発生すると考えられており、更年期や妊娠・出産時、睡眠不足、ストレス、ピルの服用によってできるシミです。特に30~50代の女性に多く、見た目は老人性色素斑と似ていますが、左右対称で頬骨や目尻にできやすいという特徴があります。ケアできないシミ:そばかす・脂漏性角化症・花弁状色素斑
セルフケアでは予防できないシミが、遺伝や紫外線の影響によってできるそばかす、紫外線によってできるイボのような脂漏性角化症、水泡ができるような非常に強い日焼けが原因の花弁状色素斑です。これらはクリニックでレーザー治療などを行うことで改善できる場合があります。シミの対策方法
普段からシミ対策をしておくことで、事前にシミのできにくい肌を育てたり、できてしまったシミを改善したりできます。ここでは、シミ対策に効果的な3つの方法をご紹介します。スキンケア
正しい方法でスキンケアを行うことで、シミのもととなるメラニンの排出を促進することができます。以下のポイントに気を付けてスキンケアを行いましょう。1クレンジングと洗顔を入念に
メイクやクレンジング剤がきれいに落ちていないと、汚れがそのまま肌に残って酸化してしまい、ダメージの原因となります。まずはクレンジングでしっかりメイクを落とし、洗顔の際は、泡をたっぷり作って、ゴシゴシこすらず優しくなでるように汚れを落とします。2必ず保湿ケアをする
化粧水、美容液、乳液またはクリームの順番でしっかりと保湿をします。化粧水は美白成分を配合した「美白化粧水」を使用するとさらに効果的で、メラニンの生成を抑えてくれます。乾燥はターンオーバーの乱れの原因の一つになるので気を付けましょう。3定期的にパックやピーリングを
保湿効果をさらに高めるパックや、古い角質を落としてメラニンの排出を促進するピーリングを定期的に行うようにしましょう。日焼け対策
シミの根本的な原因である紫外線を予防するために、日々の日焼け対策は非常に重要です。効果的な方法で日焼け止めを塗るようにしましょう。日焼け止めを塗るときは、額・両頬・あご・鼻の5点におき、顔全体に丁寧にまんべんなく伸ばします。フェイスラインや首回りも日焼けしやすいので、忘れずに塗るようにしましょう。また、紫外線は曇りの日でも降り注いでいるので毎日しっかり日焼け止めを塗り、特に屋外にいるときは1~2時間ごとに塗りなおすと良いです。
食事やサプリ
シミのできにくい肌にするためには、正しい生活習慣で食事をし、バランス良く栄養素を取り入れることも重要です。特に、ビタミンA・ビタミンB2・ビタミンCが含まれる食材を普段の食事やサプリで取り入れてみてください。ビタミンA
- レバー
- バター
- 卵黄
- 緑黄色野菜 など
ビタミンB2
- うなぎ
- アーモンド
- 納豆 など
ビタミンC
- パプリカ
- レモン
- ブロッコリー
- キウイ
- トマト など